ソーカル事件再び……なのか?の話

2009/06/17

こちらの話から。

「オープンアクセス方式」と呼ばれる、無料で読むことのできる学術論文誌がここ数年で増えてきているのですが、Cornell 大学の Philip Davis 氏がこのオープンアクセス方式を採っている論文誌「The Open Information Science Journal」に論文の自動生成ソフト「SCIgen」で作成した論文を投稿したところ、査読が通ってしまったそうです (The Scholarly Kitchen の記事より) 。

で,それに対するコメント。

ソーカル事件 (スコア:1) nekopon (1483) : 2009年06月16日 13時39分 (#1587132) ホームページ 日記 %subject%を思い出したオサーンは多いに違いない。

自分も想起した。オサーン。

というか,このネタって,ソーカル事件を想起すべくしてネタになってるんじゃないだろうか。思い出さないと面白みが薄れる。ソーカル事件ってのは,ポストモダンな話が気に食わないリカケイの人が,適当な論文を書いてポストモダンな学会に提出したら,査読が通っちゃったという話です。詳しい話については,こちらを参照。

Amazon のレビューでさんざっぱらポストモダンをこき下ろしていたレビュアーは,コレに対してどういう反応を示すのだろう。ものすごく興味があります。

《ポストモダンのお先棒を担いだ人々は、かくもいい加減な記述を崇め奉りながら、一方で筋の通った解釈を必要としたため、それぞれが”優秀な頭脳”で同じテキストを千差万別に「読み込ん」でしまった。》

……まさに本書が指摘した、ポストモダン論文の表現のいい加減さ、という問題点と同根である。

おまえモナー。

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