連休中に読む本 - 『統計のための行列代数 上』『C++テンプレートテクニック』

2009/04/29

さっき Amazon から届いたばっかで,ざっとしか読んでないんですが。買ったよ,という話だけ。

まず,『統計のための行列代数』。

ここしばらくベイズ統計あたりを見ているんですけれど,なんつか,統計を行列で扱う基本的な手法が,自分に備わってないことに気づいてきたのでした。つか,早く気づけよってなもんなんですが。線形代数については,それなりに分かってる(つもり)。また,統計的な手法についても,それなりに分かってる(つもり)。けど,統計の話で行列が出てくると,「?」になってしまうという……。

つことで,ここはひとつ連休だし,ちゃんとした本を読むことにしたのでした。Amazon の書評ではかなりいい評価なので,信じて読む。

続きまして,『C++テンプレートテクニック』。

C++ 界隈ではおなじみのεπιστημηさんが絡んでいるということで,いい本なんだろうと期待してジャケ買い。C++ のテンプレート機能を使ったテクニックは,汎用プログラミング(Generic Programming)周りの文脈を中心にして,ここ数年で非常に成熟してきました。反面,ちょっと入門書をかじっただけでは,何をやってるのか分からないほど複雑になっていたりします。

本書はそのテンプレートテクニックを中心解説しつつ,次期 C++ の標準である C++0x の解説もしている本です。最近の C++ 標準に準拠しているテクニックも少なくないため,解説している処理系も,比較的最近のものを使用していることが前提になっています。VC だったら,VC 8.0 (Visual C++ 2005)以降の処理系が必要。GCC も 3.4 以降(制限あり; 4.3 以降ですべてコンパイル可能)といった制限があります。

また,C++ の入門書ではないので,基本的な C++ の文法を理解できている人が前提になっています。求められる水準を独断で書いておくと,巷の入門書の内容を理解していて,かつ C++ の ML である cppll の各話題についていける(何を言ってるのか,何が問題になってるのかが分かる)くらいの人,といったところ。決して低い水準ではないのだと思う。

もっとも,テンプレート機能そのものや,汎用プログラミングの概念,それにテンプレートメタプログラミングといった,本書の中核になる話については,全12章のうち4章を割いて基本から説明しています。ここら辺については,ちょっと自信がないという方も大丈夫だと思う。何度も紹介している,『Modern C++ Design』ほどスパルタではない,という意味でも。

あたしの場合,連休といっても普通にカレンダー通りの休みなので,連休は5月2日からになります。特に遊ぶ予定もないし,じっくり自分のためにプログラミングできそ。それもそれでどうなんだってのもあるんですが。

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