「知の呪縛」とか言う同業者とは仕事したくない

2009/01/26

こちらの話から。

「知の呪縛」とは、専門家や勉強好きの人が陥りやすい病。自分が詳しいために「相手も同じくらいに知っている」と勘違いしてしい事を進めてしまうことです。

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みなさんも、仕事のプロ。仕事のプロの領域であればあるほど、専門知識が低い人と接する際は特に、「自分は知の呪縛に係っていないか?」と、自分のメッセージを再チェックする習慣が必要でしょうね。「正しい答えを導き出す」ためには、専門知識が必要だが、「正しい答えを伝えようとする」際は専門知識が逆に邪魔するようになる。

ブログ主さんの話は,「専門知識が低い人と接する際」という限定つきなので,それはその通りだと思います。先日,久しぶりに会った友人(業界にいない友人)に,今やってる仕事の話をしていたんですけれど,「昔より言ってることがよく分かるようになった」とか言われちゃいました。「昔は何言ってるのかチンプンカンプンだった」んだそうで,心労をかけてしまったと反省。

素人相手に話す言葉と,同業者を相手に話す言葉は当然違うわけで,IT 関連の仕事の場合,それは使う側と作る側の言葉の違いだったりします。使う側からすれば,OOP で作ってます!とか言ってもあまり意味はなくて,「ちゃんと動けばいい」みたいな認識だったりする。「この機能なんでないの?」という質問に対して「マルチスレッドアプリですからその機能を入れると同期を取るための制御が難しく……云々」とか答えても答えになってないっつのもある。しかも悪いことに,こゆ話はどちらが上でも下でもないのに,技術的な話題の方が高度だとかいった思い込みがあったりするから,厄介だったりします。

つことで,これはこれで,日々反省しなくちゃなぁ,とか思うのです。

一方,一部同業者の困ったちゃんには,プロだったら当然知っているべきことについて,胸を張って「知らない」という人もいる。「知の呪縛」っつのは便利な言葉だけれど,こういう困ったちゃんにも変に便利な言葉を与えちゃったなぁ,とか思います。この業界,自分も含めて有象無象がはびこってるから,なんつんでしょね,ともかく同業者でこの言葉を使う人とは仕事したくない。聞く機会があったら,ある意味ネタだから,報告したくらいだけれど。

また,「勉強好き」の文脈で言うと,知識なりなんなりっつのは,分からない状態から分かる状態になって,さらに他人に伝えられる状態になった段階で,初めて身に付いたと言えるってところはあるんだと思います。どんな分野についてもそうなんだろうけど。法律用語にしても技術用語にしても,専門用語で話すの楽ですもん,実際。

Google の入社試験だかをパラパラやっていたところ,「RDBMS を8才の子供にも分かるように説明してください」(細部は忘れた)みたいな話があったけれども,こゆ質問はモノゴトを本当に理解しているかを試すいい質問なんだと思います。ホントにあった質問かはともかく。

もちろん,同業者が8才の子供っつのは勘弁ですけど。

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