米米CLUB論書いてる人いないだろうか

2009/01/14

久しぶりに,米米CLUBの『Φ』を聴いたのだけれども,ジャンルの亘り方といい聴かせ方といい,バラエティに富んでいて聴き入ってしまいました。もともと米米にジャンルはない感じもするんだけれども,ジャンルを飛び越えてメタっぽく茶化す芸は,多分90年代初頭頃の芸だったんだと思ったりします。

一方,個人的に,今時の音楽は(というとオッサンくさいが),どのジャンルを取っても真面目にメッセージなりメロディなりを伝えようとしていて,それはそれで好感が持てるんですけれど,反面,米米的なぶっちゃけ具合というか,景気のよさはあまり見られない。以前書いた気がするけれども,基本的にイカ天系の音楽を初めとして,あの頃の音楽は景気がいい。景気がいいというのは,「明るい」というわけではなくて(それもあるだろうが),メッセージにしてもメロディーにしても,ある程度ラインを外して放り投げても受け取ってもらえるだろう,とかいうような,妙な余裕(自信)があるかないかのような気がする。

一言で言うと,今の音楽って,どこかしらに「必死だな」と思わせるところがある……と。何に必死なのかはよく分からない。けど,どんなにぶっちゃけているように見えても,どこかしらに「外せないライン」を持っている感じがしてしまう。それが良いことなのか悪いことなのかはよく分からないけれども,米米的なモノにはそういうもんがまったく感じられないわけで,なんつか聴いていて弛緩しまくりだったりするのでした。

ここら辺をうまく説明している文章ってあるのかなぁ,と思って探してるんですけど,今のところ見つからず。誰か書いてても良さそうなもんなんだけど。

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