今月読みたい本 - 『Boost - C++をチューンアップする最先端ライブラリ』

2008/10/06

今日本屋で見つけました。これは読みたい。

[1] Boost. C++をチューンアップする最先端ライブラリ. ビョルン・カールソン, 村上雅章. ピアソンエデュケーション. 2008年.

Boost C++ Libraries は,知ってる人しか知らなくて,知ってる人の中でも常用している人はあまりいない(あたしですが),といった,C++ の超便利ライブラリです。あたしは,オブジェクトをシリアライズするのに使ったことがあるくらいなんですけれど,これは便利だった(パース済みの XSLT テンプレートやスキーマをシリアライズした)。

Boost が一部の人にしかおなじみじゃないのは,STL 以上に入り組んでいるように見えることと,適当な取っ掛かりがないからなんだと思います。もちろん,これまでも Boost の解説本はあったんですけれど,どちらかというとリファレンス本に近いもので,すでに少し使ったことがある人向け,といった印象があったのでした。

[2] Boost C++ Librariesプログラミング. 第2版. 稲葉一浩. 秀和システム. 2007年.

『Boost』をぱらぱらやっていたところ,入門書というにはちょっと難しいかんじ。機能の寄せ集めで,それだけでは何ができるか,一言で言えないライブラリですから,本当に初めて触る向きは,ウェブページなりなんなりで,とりあえず何ができるのか,調べるところから始めるといいと思います。

それにしても,今日改めて思ったんですけど,IT 系書籍における「硬派」の地位は,徐々にピアソンに移行している感じがします。昔はもちろんオライリー。でも,ここ数年,オライリーの外しっぷりには,なんだかトホホ感が漂っています。当初は,「あのオライリーが?」な驚きがあったけれども,最近は「あー……オライリーのネタの方ね」みたいな扱いになっている(個人的に)。その割に高いのには困ったもんなんですが。これからはピアソンだな。

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