今日読んでた本 - マンガでわかるフーリエ解析

2008/04/13

ということで,読んでみました,『マンガでわかるフーリエ解析』。1時間とはいかなかったけれど,割とサクサクと読めます。

本書の場合,ほとんどが高校数学の復習です。高校数学の範囲を超えていると思われるのは,5章の「関数の直交」以降,6章「フーリエ級数」と,7章「フーリエ変換」くらい。和積・積和の公式とか,久しぶりに見ちまった。そういやこんなんやったよなあー……(←(一部)大学を数学で受験した人)。数学って,単純な暗記モノじゃないから,この歳になっても案外覚えてたりするもんです。どこで何の知識が役立つか,分からんもんですね。ついでに,加法定理のオゲレツな覚え方も思い出しちまった。

と,まあそんなもんで,4章まではサラッと流して,目的の5章から念入りに読む……。あたしゃこの分野の他書をあまり読んだことがないので,評価が正しいか分からないんですけど,関数の直交からフーリエ級数・フーリエ変換への流れはとても分かりやすく説明されていると思いました。これは必ずしもマンガで説明されているからじゃなくて,「フーリエ解析(の初歩)を説明する」といった目的から,その前提知識を丁寧に逆算している結果なんだと思います。

ちなみに,本書はマンガを挟んだ形式を採っているけれども,マンガを読み進めりゃ自然と理解できるぜ,ってな本でないことには注意注意。そんな本は普通ないんだと思う。

あたしの場合,フーリエ解析を見ているのは,デジタル画像解析のためなので,本書だけではまだちょっと足りません。デジタル画像なので離散フーリエ変換(DFT)を考えなくちゃいけないし,そもそも画像だから2次元のスペクトル(水平周波と垂直周波)を扱うお作法を勉強しなくちゃ……。また,実装のことも考えると,高速フーリエ変換(FFT)のお作法もそろそろ具体的に調べていかないといけません。

てか,「ちょっと」どころじゃなくて,随分足りないなあ……。道程は遠い。

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