先々週末買ったCDを今日聴いた - In Rainbows radiohead

2008/02/05

もうなんだかまとまった時間が取れないもんで,先々週末に買ったCDがかばんに入っているのに,先週末気が付くくらいの間抜けっぷりなんですが…・…。

radiohead は高校生の頃から聞いてるもんで,ここまで来ると内容云々の前に radiohead だから聴いてるってとこもあったりします。けど,今回のはよかった。

聴く人,特に「OK Computer」以降から聴き始めた向きによっては,物足りない,というか,物足りすぎな感じもあるかもしれません。けれど,「Pablo Honey」「The Bends」の視点から見ると,本作品は「OK Computer」「Kid A」を通過して「戻ってきた」感覚があります。ほんと,「Amnesiac」が出たときは,どこまでいっちゃうんだろう,と思ったもんだけど……(といいつつも,あたしゃ「Amnesiac」が最高の出来だと思ってるんですけどね)。

「The Bends」に戻ってきたと実感したのは,M1 の「15 Step」です。(3 + 2)の5拍子から生まれるグルーヴが心地いい。こう言うのもアレなんだけれど,「OK Computer」以降のグルーヴは,どうもノリそのものをメタ的な視点から,茶化している印象がとても強かったのでした。そうした実験的な試み自体悪いとは思わないし,あたしも大好きなんですけれど,まともに向き合えば心地いいグルーヴをつむぐことができるグループが,あえてメタ視点を取る(斜に構える)ことにどんな意味があるのか,首を傾げていたというわけです。

この点,「15 Step」も,5拍子のテクニカルな楽曲なわけで,斜に構えているところがあるにゃある。けど,不思議なことにこの楽曲には,メタ視点特有の嫌味がほとんど感じられないんです。「普通に」ノルことができる。ここら辺に深みを感じるんですね。

と,そんなもんで本作品は,「Amnesiac」でひねくれきって,深みを増して戻ってきた……とか言っちゃってもいいんじゃないかと思います。一部の(潜在的な)メタ視点好きに不人気なのも,そこら辺がほげほげなのかもなぁー……とも。

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