今日買った本 - デリダ・JavaScript・J2EE

2007/08/15

この頃あまり暇がありません。で,すごく暇がない時ほど,本を買うんですけれど,すごく暇がないので読んでる暇がありません。というわけで,今月中には読めなそうな,かわいそうな本の面々を,せめて紹介だけでも。

まず,デリダの宗教論。お手頃なちくま文庫価格です。本書は,宗教論としての他に責任論としての側面もあります。

責任の主体とは、狂躁的な秘儀やダイモーン的な秘儀を服従させることができた主体だということになる。だが同時に責任の主体は、まったく別の無限者〔神〕に対して、自由に自分を従属させる。このまったく別の無限者が、みずからは見られることなく主体を見ている。宗教とは、責任でなかったとしたら、存在しないようなものである。宗教の歴史は、責任への移行においてしか意味を持たない。

『死を与える』(著 J・デリダ,訳 廣瀬浩司,林好雄,筑摩書房,2004年,pp12-13)

「ダイモーン的なもの」の非-責任(= 非-応答可能性)と,贈与の連関がスリリングに響き渡る……みたいなことが,某紹介文にありました。あたしゃまだ読んでないから分からん。

続きまして,JavaScript 本。

Ajax を取り上げた JavaScript 本は,この7月に出版されると聞いていたんですけれど,結局8月になったようです。もとから8月だったっけ?今時流行りの XMLHttpRequest や DOM スクリプティングもかなり詳しく解説しているので,ちゃんと知りたい人にはおすすめ。JavaScript は目的別の逆引き本みたいなもんはたくさんあるんですけれど,言語仕様の解説としてまとまっているもんは,あまりなかったりします。オライリー本はその中の貴重な一冊だったんですけれど,いかんせん古くてあまり使えなかったのでした。今回改訂されたので,しばらくは保ちそうな感じ。

もっとも,本書はちょっと詳しすぎるので,当面の理解だけできればいいや,という向きは,『初めての……』の方がいいかも。こちらは,ひと足早く改訂されていました。

で,続きまして,J2EE 本。

もうほとんど基本書の類だから,あまり書くこともないんですけどね。J2EE のデザインパターンを紹介している本です。本書に書いてある内容は,大抵「用語」として通用するものなので,「使えそうなパターンを選んで使ってね!」とかいったもんではなくて,むしろ知ってて(= 設計-実装できて)当然というか,これを前提にして話が進んでいる(こともある)というか,そんな位置付けの内容だったりします。まぁ,どこでの位置付けかにもよるんですけれど。

本書にある,DAO や DTO それに Composite View や View Helper,Application Controller といったパターンは,名前自体に覚えはなくても普段何気なく使っていることもあったりします。実際こういうもんは,設計している向きよりも,実装している向きに馴染みがあるのかも。

J2EE のパターンというと,あたしゃ先にオライリー本を読んでいたんですけれど,どちらも訳がよくできていて良書だと思います。

ということで,本日は散財でした。暇を見つけてボチボチ読みます。

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