Wikipedia を見ていたら,「バールのようなもの」について熱い語りが。
バールのようなものとは、窃盗事件あるいは殺人事件などにおいて使用される器物の形容として、しばしば日本の報道で用いられる表現である。
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「バールのようなもの」が特徴的であるのは、その言葉に包含される一連の物の代表例として、バールが真にふさわしいものであるかどうかにある。当然の事ながら、バールのようなものという表現が成立するためには、バールと聞いて大多数の国民がすぐにそのものを想起できる必要があるが、その点に疑問が存在するのである。これは「包丁のようなもの」「拳銃のようなもの」という表現と比較したときに明白である。
この話,清水義範氏の短編集を発端にしているみたいです。あたしゃ読んだことないんですけど,すごく読みたくなってきました。ノートでは,この項目の必要性そのものについて熱く議論が展開されているようだけれど,個人的には残してもらいたいなぁ……。